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2007年01月28日
今日は、人材の教育についてのお話・・・。
どんな優秀な(素質を持った)人材でも、入社してから効果的な教育が行われなければ、
平均的な仕事しか出来ない普通の人になってしまいます。
まぁ、平均以上の仕事をしてくれればまだいいのですがね・・・。
でもね、せっかく高い志をもって入社してきたのだから、立派な技術者に育ってもらいたいし、
何より、そうなるように仕組みを作るのが、ボクの役目っ!
そんな取り組みについて、少し紹介したいと思います。
去年から、内山精工では、「ジョブ・ローテーション」なるものをはじめました。
これは、若年者を対象に、一定の短期間の間に金型作りの全ての工程を経験させ、
知識と経験の幅を広げるために導入したものです。
主な狙いは、こんな感じ・・・
・金型製作の工程(設計?製造?組立)の流れを覚えてもらう(これ、意外と出来てない・・・)
・複数の仕事を覚えて、サブワークやヘルプに対応してもらう(少人数だとこれが大事)
・自分の可能性を感じてもらう(モチベーションの向上ってこと)
とまぁ、いい事ばっか書いちゃったけど、これはこれで結構問題点があるんですよねぇ・・・。
(それは、また今度にしようかなぁ・・・)
んでっ、現在はテスト導入ということもあり、主に新入社員の導入教育に適用していて、
入社1年以内に全ての部署の仕事を経験してもらっています。
今は未だ、新入社員にしか適用していませんが、運用の成果を確認しつつ、
既存の若手従業員に対しても順次行っていく予定です。
いずれにしても、人材育成については、人材獲得と同様、零細企業といえども
真剣に取り組まなくちゃいけないと思うんですよ。(OJTという言葉に頼ってちゃいかん・・・と)
まだ、大したことは出来ていませんが、どっかの国の教育改革に負けないぐらい、
頑張っていこうと心に誓う今日この頃でした。
教育って時間が掛かるんですよねぇー・・・。せっかちなボクには「先生」は向いていません。
性格的には、ドラマに出てくる「教頭先生」って感じかな・・・。
投稿者 uchiyama | 日時 16:27 | コメント (3) | トラックバック (0)
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あんまり持ち上げないでください・・・調子に乗りますから(笑)
人材については、獲得も育成も経営者のライフワークだと思っています。
何は無くとも、会社は人とそこに係わる皆の信頼で持っているんですから・・・ね。
投稿者: 副社長 | 2007年01月30日 08:27
持ち上げてるつもりはありませんよ(笑)。
ここまで本当に考えている中小の製造業の経営者の方がどれだけいるのかと思うと貴重な存在だと思っております。
このように考えている方がいるという事を製造業の皆さんや若い人達にも知ってもらいたいですよね。
私は人は人に紐付いていると思っているので自分がこの人のところであればと思ってもらえる事ってすごく重要だと感じています。
投稿者: 田中啓之 | 2007年01月30日 16:04
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おっしゃる通りで私も以前、教育担当をした経験があります。
自分の担当している仕事は何の為なの?という部分を理解してもらうという意味で一連の流れを経験してもらいました。
何よりその中で自分がどこの部分をやりたいとか性に合っているとかここは苦手だなという発見をしてもらえるのは良かったと思います。
そして自分の役割を全体の流れが解った上で取り組んでもらえるところでした。
ただ、彼には多能工にならないとねと言っていました。
いろいろ問題はありますが、まず取り組む事が重要だと感じた時期でした。
副社長の人材についての真剣さが この前のお話でもかなり伝わってきますね。
投稿者: 田中啓之 | 2007年01月29日 13:44