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2006年04月29日
今回から本格的に、僕のブログ「金型ラクガキ帳」がスタートします!
記念すべき第1回目のテーマは、「たい焼き」です。
僕は、頭から食べるのが好きなのですが、皆さんはどちらから・・・、
っていう話じゃなくて、たい焼きも「金型」で作られているっていうお話。
日本全国の金型屋さんが金型を説明する時には、大抵「たい焼き」の話をするのが常識。
(それ以外に何か良い説明があったら教えて欲しいです)
本来、金型というのは、金属で出来た「型」の中に材料を投入し、冷やしたり
暖めたり押したりして中で形が出来上がるのを待ち、出来上がったものを取り出す。
そんでまた材料を投入して・・・という工程を繰り返し行い、全く同じ(品質や精度)モノを
大量に作るために編み出された生産技術なんです。
と、いうことは、「たい焼き」も型は鉄(鋳物)ですし、材料投入→焼く→取り出し→
材料投入・・・という繰り返しの工程を踏んでる訳ですから、立派な金型なんですよっ!
(全く同じものが出来るかどうかは、甚だ疑問ですが・・・。餡子の量とか・・・。)
で、身の回りに目を向けてみると、自動車やテレビ、冷蔵庫、オーディオ、デジカメ・・・
目に付く全ての工業製品の部品ひとつひとつが、様々な種類の金型で生産されています。
ペットボトルやCD/DVDディスクなんかも、金型で出来てるんですよ。
こうしてみると、実はすごく身近なところで金型が活躍していることが分かります。
そうです、現代の便利で豊かな生活は、「金型」という生産技術があるから成り立っているんです。
総じて金型という業界は、あまり一般的に知られた存在ではないのですが、僕たち金型屋は、
こんな形で皆さんに貢献しています。(アピール アピール!)
「たい焼き」は金型から生まれる・・・覚えていただけたでしょうか?
さてさて、このブログ、これからもこんな感じ(どんな感じ?)でやっていこうかなと思っています。
もっと技術的な話も織り交ぜていこうと思っているので、興味があったらまた来てくださいね。
今後とも、(株)内山精工ならびに「金型ラクガキ帳」を、どうぞよろしくっ!
投稿者 uchiyama | 日時 08:58 | コメント (0) | トラックバック (0)
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